カテゴリー「社会保障・医療関係」の92件の記事

2023年11月27日 (月)

国保の保険料・減免制度が大阪府言いなりに・・・

12月議会に向けて各委員会協議会がはじまり、議案の説明がされています。

その中で最も気になるのが国民健康保険(国保)条例の全部改定・・・

 

大阪府が全国に先駆けて進める府内市町村の統一化!

この6年間は激変緩和期間という名で徐々に進められ「来年の4月からいよいよ統一するぞ~」と出てきた議案。

 

最大の問題は、保険料率(保険料)と賦課限度額(最高額)を、大阪府定める市町村標準保険料率に(府内統一)改定。

さらにたいへんな世帯などに減免する制度も、大阪府定める統一基準にすると!

 

この6年間で保険料は、例えば所得200万円しかない74歳未満の年金のみ夫婦世帯は・・・

統一前は約28万円だったのが、2023年の今年は約31万円、統一されていたら約33万円で5万円アップ!

 

激変に対して緩和するかのような言われ方をした期間にこれ程の上昇です。

「緩和されてきたから」というようなこという議員がいてびっくり!

 

何よりの問題は、この条例が決まれば自動的に大阪府の言う通りの保険料に今後なっていくということ。

 

これまでは保険料が変わる時は、議会に諮り議決が必要だったものが、まったくスルーされる。

 

私たち日本共産党議員団は、重要な議案なのでもっと慎重に審議するために委員会へ付託して議論するべきと求めましたが・・・

国や大阪府で決めれれていることだからと賛同を得られず、委員会の審議もなく、12月議会の本会議に諮られます。

 

法的に決められていることはなく、先日の大阪府との交渉でも、あくまで市町村との共同運営で、実施主体は市町村にあるということを大阪府は答弁していました。

 

統一化していくと表明していた沖縄県では、一部の市の反対によって、統一化には進めなくなったという話も聞きました。

大阪でも市町村から危惧をする様々な意見が出されていますが、それらにまともに応えることもなく進んでいることに怒り心頭です。

 

住んでいる地域によって、医療の提供状況も違いがあって、それぞれの市町村の住民の医療と世帯の状況によって決めてきた保険料や減免制度をひとつにしてしまうということは無理があるし・・・

 

低い所に合わせるのならともかく、一番高い所に合わせておいて・・・

格差解消や平準化するためにと大阪府が進めてきた理由はまったくおかしい。

 

また加入者からもらい過ぎた保険料の黒字分、基金として泉大津でもまだ2億円程度はありますが、本来なら取り過ぎた保険料なのでお返しするべきですが、これを活用しての保険料の引き下げも出来なくさせられてしまいます。

 

「国や大阪府、府議会でやってもらったらいい」という声も聞こえてきましたが、それこそ無責任ではないでしょうか?

 

市民に関わる重大なこと。

最後まで議論は深めたいと思います。

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心を落ち着かせるために、今年見たコスモスの中で一番きれいだった写真。

家の近くだったのに、あまり通らない道沿いで、これまで知らなかった。また来年を楽しみに・・・

2023年10月20日 (金)

9月議会報告ニュースNo.111が出来ました!

9月議会が終わってから、議員団で総括を進めながら作成していた議会報告のニュースがようやく出来ました。

先輩議員の頃から引き継いできた市民のみなさんへの大事な議会活動の報告。

 

地域のみなさんの協力も得て、市内全戸と言ってもマンションなど配布出来ない所も多いので、2万7千くらいですが配布。

駅などでも配布します。

 

紙面のレイアウトは新議員団になってから変更したんですが、日本共産党泉大津市会議員団として、No.111

ピンゾロの記念号!? 1のゾロ目のことをピンゾロと言うそうです。

 

これはどうでもいい情報ですが、ニュースの方はそのまま掲載します。

ちょっと薄くてすいません。ぜひ、ご一読ください。

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2023年8月 5日 (土)

早朝活動の日々と資格確認書は申請不要のニュース!

毎日とてつもなく暑くてたいへんなので・・・

ニュースの配布などの活動は早朝から・・・

 

いいこともあります。⇩⇩⇩

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美しい朝日・・・写真中央の二上山から続く大和葛城山の稜線、その先には金剛山(写真には映ってませんが・・・)まできれい。

 

しばらくはこのスタイルで早朝活動に励みます。

以前は朝は大の苦手だったのに、年のせいか?その代わり夜はもちません。

 

夜型人間だった頃よりは体調がいいのが何よりです。

ただ、去年はコロナで受けれなかった人間ドックを先月受けて、結果が送られてくると何かしらいろいろ出ていて、大したことないとほっておけない年齢でもあります。

 

その医療に関わって、6月議会で取り組んだマイナ保険証の問題点。

 

求めていた「マイナ保険証」を持たない人への「資格確認書」は、期限が1年で毎年の申請を原則とするとしてましたが・・・

世論の批判や問題噴出で、期限を5年申請を必要とせず交付すると表明がありました。

 

私が求めていた通りで、まずは1歩前進。

申請の手続きが難しかった人にとってこれは絶対に必要なこと。

 

しかし、カードがない人とカード取得者の中にも保険証にしている人と、していない人。

これはどうやって判断して対応するのか?自治体や保険組合には膨大な手間とお金がかかる。

 

それだったら、保険証を廃止することなく併用できるようにしておくことが一番いいはずなのに・・・

なぜ廃止に固執するのか?

 

1度決めたらやめられないこの政治こそ問題ではないか?

賛成した自民・公明・維新・国民の各党こそ、この古い政治そのものではないか。

2023年7月25日 (火)

ようやく議会報告の議員団ニュースが出来ました!

昨日、印刷からあがってきた議会報告の議員団ニュース。

各地域ごとに仕分けをし、これから地域のみなさんのご協力を頂きながら泉大津市内のほぼ全戸にポスティングをさせてもらいます。

 

印刷だけは印刷屋さんにお願いしますが、原稿は自分たちで作成するのに時間がかかってしまいました。

4月の選挙で新しい議員団になり、これまでのとは紙面を変更したのもあって・・・

 

日本共産党議員団の2人の議員が前のよりもっと分かるようにしました。

そして出来るだけ文字を少なくして・・・⇩⇩⇩

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これは元の原稿なので、実際にはこれまで同様の青一色です。

裏面も出来るだけ字数はこれまでよりは減らしましたが、内容も伝えないといけないので、見出しごとのセンテンスになるように・・・

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今回のニュースはそれぞれの一般質問の内容です。

 

私が取り上げたマイナンバーカードと保険証の問題は、さらに問題が噴出し・・・

健康保険証を廃止するなの声がいっそう大きくなってきました。

 

自治体としては、国の動向は無視できないものの、市民の命と健康に関わる問題だけに、その対応と判断が重要になってます。

国ではなく、市の権限で保険証に代わる資格確認書も交付できるということが確認出来て・・・ここが重要です。

 

ただ、健康保険証をそのまま使えるようにすることが1番いいということに変わりはありませんが・・・

 

どうぞニュースをご一読ください。

ご意見やご要望、お困りごとなどがあればいつでもお知らせください。

2023年6月20日 (火)

明日が一般質問「マイナカード、マイナ保険証の問題」について!

明日から泉大津市議会の一般質問。

私は6番目なので、午後2時前後になりそう。でもこればかりははっきり分からないの議会・・・

 

取り組むのは「マイナンバーカードやマイナ保険証の問題」について

この間、問題が次々と明らかになって連日報道されています。

 

特に現行の健康保険証を廃止するという問題は、命と健康に関わる重大な問題。

特に障害者や高齢者など社会的に弱い立場にある人ほど大きな影響があります。

 

写真の家平氏は、私の前職の時の同僚。

今は東京で障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)の事務局長としてがんばっています。

 

彼の国会での参考人質疑の発言を引用して、問題の深刻さを訴えます。

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議会で取り上げることの確認のために電話した時も国会要請中でした。

発言の多くはマイナ保険証についてになりそうです。

 

岸田政権の支持率も急落で、見直しの声、機運が高まって来ました。

地方からもしっかりと声を上げていきます。

 

泉大津市役所6階の傍聴席、1階のロビーのテレビで視聴できます。

市議会ホームページの議会中継、後日の録画放送もご覧になって頂くことが出来ます。

2023年6月 8日 (木)

補聴器購入の補助金制度がはじまりました!

今日からまた大雨予想で心配です。みなさんご注意ください。

 

今日プレス発表もあり、市の6月号広報にも掲載されたのが・・・

50歳以上の方への「補聴器購入費用の助成制度」

 

かなり力を入れて求めてきたのでうれしいです。

全国的にも広がっている制度ですが、大阪府下では2番目。

 

高齢者だけでなく、人によっては50歳頃から聞こえの問題は起こり、働いている場合にこそ不可欠という理由からです。

 

2020年の予算委員会で、私が議会ではじめて取り上げ、その後、同会派の田立前議員が一般質問もしました。

 

特に聞こえなくなってくると、これまで元気に通っていたサークルや外出なども控えるようになり、認知の問題が起こり、認知症予防の観点。

 

また、よく分からないまま補聴器を購入して、合わなくて付けなくなってしまう人も多いことから・・・

医師の診断や認定補聴器専門店で、ちゃんと調整してもらって購入することが大切で、その事も合わせて求めて来ました。

 

補聴器はピンからキリまであり、粗悪品をつかまされないようにすることからも、多くの聞こえの問題でお悩みのみなさんに活用して頂きたい制度です。

 

事前の申請が必要です。市役所にぜひご相談ください。

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2023年5月13日 (土)

マイナンバーカードと健康保険証を一体化して本当にいいのか?

泉大津では選挙後はじめての議会が行われている真っ最中ですが・・・

国会では現行の健康保険証を廃止して、マイナンバーカードと一体化することなどの改定案が出されています。

 

デジタル社会の推進のために、マイナンバーカードを様々なものにひもづけして便利にするそうですが・・・

 

本当にそうなのか?個人情報は大丈夫なのか?

こうした疑問を払拭できない事態が次々に起こっているのも事実で・・・

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昨日、厚生労働省は7300件も別人の情報がひもづけされていたと発表しました。

ニュースでは閲覧はされていないとありましたが・・・

 

少し前に、コンビニで交付された住民票が別人のだったという事態が起こっていて、思いっきり他人に見られとるやんと笑えない話も・・・

 

思いっきり個人情報が漏洩する事故が起こり・・・

マイナ保険証に対応できない医療機関は、今後閉院せざるをえないのではという・・・

 

閉院が過疎地などでは、地域医療の崩壊につながり、マイナ保険証を持っていない人は、いったいどうなるのか?

 

今の健康保険証で何の不具合もないのに、システム不具合をくり返し、情報漏洩事案が次々出てくるのに、強引にマイナ保険証にする意味が分からない。

命と健康を守るために、健康保険証の廃止は撤回しかない。

2023年2月 1日 (水)

病時保育と患者の子への保育

今日からもう2月。にげる2月にならないよう・・・

 

昨日の夜は法律相談会。

出かける前に自宅近くの大津川の堤防から見えた夕陽、寒いけど冬は夕焼けがきれいでうれしい。

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法律相談会には2組と2人、7人来られました。

多岐にわたった相談で、閉館ぎりぎりの9時前まで・・・

 

とても胸が痛む相談も・・・

すぐに解決とはならなくても、引き続き寄り添い力になれればと思います。

 

午前は、「市立病院再編整備特別委員会」があり、委員ではないので隣室で傍聴。

同会派で委員の田立議員のブログ ⇐⇐ココからぜひご覧ください。

 

現病院の改修工事の概算費用などがようやく示されました。

周産期小児センターにするため、産科の部屋を全室個室にするなど・・・

 

約30億円の改修、基本設計・実施設計などで8千7百万円。

 

ただ230床ある病院が82床にするので、空きフロアが出てくることに・・・

その活用に病時保育が検討中と・・・

 

田立議員が1期目の30年前、はじめて取り上げ要望してきたこと。

さらにこの間要望してきた患者としてくる方の子ども保育

 

「子どもと女性にやさしい病院」というなら、せめてこのことは実現してほしいものです。

 

2022年10月17日 (月)

「こんにちは日本共産党の森下いわおです」No.29を配布

昨日の突き抜けるような青い秋空から今日は一転ずっと雨・・・

今日の雨予想で、昨日はあわてて市民アンケートの配布をがんばりました。

 

出会えた人にはご協力もお願いしながら・・・

さらに子育て世帯向けに作成した「こんにちは日本共産党の森下いわおですNo.29」の配布も・・・

子育て中の人が多く住むエリアでは一緒に配布しました。⇩⇩⇩

No29

10月からはじまった子ども医療費助成の高校卒業までの実施

実現した中学校給食や給食無償化に向けての取り組みをお知らせし、ぜひご一緒にと呼びかけて・・・

 

裏面は通学路の安全対策について

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つい最近設置された横断歩道前の路面標示などや何年か前に実施をされた歩行者用信号機などは写真付きで・・・

時間が経つとあるのが当たり前のようになるけど・・・

 

地域のみなさんから「ここは危ない」とお聞きして取り組んできたこと。

市民アンケートでは具体的に書いてもらえるようにしていますので、お気づきの場所などあればぜひお知らせください。

泉大津市市民アンケート ココから市民の方は参加できます。

2022年9月28日 (水)

「難病、小児慢性特定疾病に関する医療の保障を求める意見書」を全会一致で採択・・・泉大津市議会

市議会最終日は意見書の採択。

私たち議員団が提案した意見書が全会一致で採択されました。

 

実は難病や小児疾病についての国の法改正により、様々な負担増になっているということをよく分かっていませんでした。

 

今回取り上げたことで勉強になったし、会派間での調整の中で提案した文章を一部修正したものの、全会一致とすることが出来て良かったです。

 

私が提出者を代表して案文の朗読をしました。

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こうした問題をぜひみなさんにも広く知って頂きたいと思い、以下ちょっと長文ですが掲載しておきます。

 

難病・小児慢性特定疾病に関する医療の保障を求める意見書

 

2015年に国会で、難病の患者に対する医療等に関する法律(以下、「難病法」)と小児慢性特定疾病対策に関する改正児童福祉法が可決成立した。

 これらの法律の成立によって、それまで不安定な予算措置として行われていた事業が、法に根拠をもつ事業として確立し、難病患者も障害者総合支援法の福祉サービスの対象となるなど、医療をはじめとした総合的な対策の充実を行うこととなった。

 こうした前進面の一方で、利用者の自己負担額については大幅に引き上げられた。原則2割負担となり、それまでは負担のなかった市町村民税非課税世帯でも負担が生ずることとなり、上限額は所得によっては倍額以上となった。また従来は助成の対象となっていた入院時の食事療養費の利用者負担についても、患者負担となった。

 小児慢性特定疾病の指定の対象範囲は、児童の健全育成を目的とした児童福祉法に基づいて行われ、難病よりも幅広い疾病を対象としている。難病法の成立により「難病」の定義が明確化され、対象疾患も大幅に拡大したとはいえ、2021年11月時点で、小児慢性特定疾病の対象が788疾病なのに対して、指定難病は338疾病となっている。そのため、小児慢性特定疾病の患者が、児童福祉の対象である18歳を過ぎて延長しても20歳までしか医療費助成は適用されず、成人になっても治癒することはなく、長期の療養、治療が必要な場合であっても助成は打ち切られることとなる。

 昨年7月には、厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会、社会保障審議会児童部会小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会の合同委員会の「意見書」がまとめられ、これを受けての法制度の整備が進められようとしている。しかしこの度の「意見書」においても、小児慢性特定疾病から成人への移行問題は「引き続き取り組むべき課題」とするにとどまるなど、医療費助成の具体的な改善方向は打ち出されていない。

 長引くコロナ禍にあって、治療の継続が生存権の保障に直結する難病・小児慢性特定疾病の患者は、とりわけ感染と重症化のリスク、ワクチン接種による影響への不安にさらされており、医療の保障のための制度見直しは急務である。

 よって本市議会は、国に対し下記の内容を含む法改正によって、長期にわたって治療の必要な患者の命と健康を守る施策の実施を強く要望する。

                            記

1.難病、小児慢性特定疾病の医療費自己負担を軽減すること。

2.小児慢性特定疾病について、20歳以降も継続した治療を要する場合には、特例として公費負担を継続すること。

 

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

2022年9月26日                                       泉大津市議会

 

送付先;衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣

 

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